2013年 02月 05日
城。
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昨日は、久しぶりに長野の街に出た。
アポイントが昼過ぎまでだった為、午後から少しだけのOFFの時間。
デザイナーの友人が善行寺の近くに事務所を構えているので、
初めてお邪魔しようと思い車で向かった。
手ぶらは申し訳ないので、大好きな朝日堂の和菓子を持って3時過ぎに伺った。
昭和の中期頃の3,4階建の雑居ビルの3階に事務所はあった。
建物自体良い意味で古く鄙び、自分の好きな雰囲気である。
さすがデザイナーの選ぶテナントである。
10坪弱の無機質な空間。
景色の良い窓際にデスクが1つあり、大きなモニターが置いてある。
閑散とした空間ではあるが、3階から見える門前町の景色が心を落ち着かせ
床にはコンパネを敷き詰め、仮眠用のソファ付近の窓には板が貼られ明りを遮っている。
私物が適当に整理された空間はキレイ過ぎず、それはまさに男の城である。
久しぶりにワクワクした。
視覚からではなく、身体全体でセンスの良い空間を味わったという感じであった。
この感覚は、数年前に感じた事を思い出した。
今のroomsの空間を見つけ什器や商品を搬入し、いざOPEN当日の朝。
まさにあの気持ち。。。
2009年11月1日のあの気持ちがフラッシュバックした。
自分にはroomsという城がどれだけ大きな空間であるかを再認識した。
もう少しroomsで過ごす時間を単純に増やしたいとも思った。
そういえば。。。
彼の事務所に雑然と置かれた私物の中に、
いくつかroomsの商品を見る事が出来たのが、これまた嬉しく幸せだった。
大事に使って下さっていることも容易に見て取れた。
皆さんの素敵な空間に、roomsの商品が1つでも置いて頂けるように
日々向上心を持って、ゆっくり楽しみながら邁進していきたいと思います。
春日でした。かしこ。。。
by rooms_yozokasuga
| 2013-02-05 07:52
| ひとりごと